乳房の病気

2019年8月30日 (金)

乳頭分泌について

乳房はミルクを作る臓器なので、ミルクや、分泌液を自然に作ることは良くあります。

乳頭分泌の色が問題で、赤、黒、茶色などの血液混じりの分泌が出るのは、乳がんの可能性もあるので、検査が必要です。

しかし、血液混じりの分泌であっても、大部分は原因が不明で、数か月で出なくなります。

良性腫瘍や乳がんで、血液混じりの分泌が出るときは、絞れば必ず出るくらいの量になります。

白、無色透明、黄色などの血液が混じっていない分泌はいくら出ても心配ありません。

たとえ片方の乳房の1か所からの分泌であっても、血液混じりでなければ大丈夫です。

分泌の原因のほとんどは分かりませんが、ホルモンバランス、くすり、高プロラクチン血症などの場合もあります。

2019年4月 5日 (金)

乳房の痛みについて

乳房は、「生理的な痛み」として、体調の変化やホルモンバランスの変化、ストレス、疲労などで、痛みが出ます。
「生理的な痛み」は、痛みがあったり、なかったりと繰り返したり、日によって痛みの強さが変わります。
「生理的な痛み」は、刺すようない強い痛みが出ることもあれば、何となく痛い程度の時もあります。
理由ははっきりしませんが、片方の乳房の同じ場所に出ることが多いです。
対処法は特にありません。すっきり痛みをすぐに取る方法はありません。
我慢できないときには鎮痛剤を内服するのがいいのですが、効果はあまりありません。
痛みは年齢に関係なく出ます。
痛みと乳がんは関係がないので、痛いからと言って乳がんを心配する必要はありません。

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