乳頭分泌について
乳房はミルクを作る臓器なので、ミルクや、分泌液を自然に作ることは良くあります。
乳頭分泌の色が問題で、赤、黒、茶色などの血液混じりの分泌が出るのは、乳がんの可能性もあるので、検査が必要です。
しかし、血液混じりの分泌であっても、大部分は原因が不明で、数か月で出なくなります。
良性腫瘍や乳がんで、血液混じりの分泌が出るときは、絞れば必ず出るくらいの量になります。
白、無色透明、黄色などの血液が混じっていない分泌はいくら出ても心配ありません。
たとえ片方の乳房の1か所からの分泌であっても、血液混じりでなければ大丈夫です。
分泌の原因のほとんどは分かりませんが、ホルモンバランス、くすり、高プロラクチン血症などの場合もあります。